「アパート経営に興味があるけど、いったいどのくらいの収入になるの?」という疑問を持っている人は多いでしょう。投資や資産運用では、資産を増やすことを目的としているので、これは当然の疑問です。アパートを1棟所有するとしても、その経営スタイルや部屋数などによって、年収は変わってくるので、一概にどれくらいの収入が得られるのかということは決められません。家賃だけでなく、税金やアパートの維持費などについても考えておかなくてはなりません。ローンを組んでいる人は、ローンの返済額も家賃収入から差し引かなくてはなりません。1つの目安としては、100万円程度が平均値であると言われています。複数のアパートを所有しており、年収が800万円以上という人もいるようです。

空き室リスクについての理解が重要

家賃6万円の部屋が10室あれば、月額60万円の家賃が得られますが、必ずしも部屋が常に満室になるとは限らないということも知っておかなくてはなりません。10室のうち、1室が空き室になっただけなら、9割の家賃が得られますが、部屋が4室しかない場合には、1室が空いただけでも25%も家賃が減ってしまいます。ローンの返済がある人は、ローンを完済するまではギリギリのやりくりをすることになってしまう可能性があります。家賃として入ってきたお金は基本的にすべて返済にまわすという人も多いようです。15年のローンを組んだ場合なら、15年間はほとんど利益がゼロになるかもしれません。しかし、ローンを完済してしまえば、それまで返済にあてていた分が自分のものになりますので、利益が大きくアップします。

アパート経営の魅力は資産形成にあり?

アパート経営をしていて、利益がほとんど入ってこないという場合でも、悲観的になる必要はありません。不動産投資には、長期的に安定した収入が得られるということ以外に、資産形成ができるという魅力もあります。ローンの返済に精一杯だったり、利益がマイナスになって給料の一部も借金返済にあてなければならなかったり、思ったようにいかないこともあります。しかし、それまでのトータルの利益がマイナスだったとしても、ローンを完済してしまえばアパートという資産が手に入ることになります。アパートを売却してお金に換えたり、そのまま保有しておいて、子供に相続させたり、自分の資産は自由に処分をすることができます。また、仮に利益がマイナスだったとしても、所得税と損益通算をすることで、節税ができるという効果も見逃せません。